不染汚は「ふぜんな」(ふぜんま、と読むこともあります)と読み、
意味は何事にも染まったり、汚れたりしない状態のことを指します。
転じて、そのまま、ありのままの自分や相手を受け入れる、平常心という意味で使われます。
元々は曹洞宗の開祖の道元禅師が著した『正法眼蔵』の中にある言葉だそうです。
人は生きていくうちに、たくさんの出来事に触れて独自の考えにいきつくことが多いです。
相手を決めつけて攻撃したり、軽蔑したり。
相田みつをの言葉の中に、
正法眼蔵の中に
『不染汚』という語あり
迷いしときの
われを支えき
みつを
というものがあります。
最近だとnowiseeの楽曲のタイトルにもなっていてそれでこの言葉を知った人もいると思います。
この時代では、「不染汚」という生き方は難しいかもしれません。
でも色眼鏡で世の中を見ずに、ありのままをそのまま受け入れる心があるといいですよね。